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コンサルの現場から

コラムNo.687

『企業内ISO内部監査員研修の例』


最近、企業内でのISO内部監査員養成研修を行うことが多い。研修では、「ISOをどのように思うか」というワークショップからスタートする。結果、運用中のISOシステムが自分の仕事に役立っていると思っている人はほとんどいない。

一言で言えば「めんどうだ」となる。内部監査員研修は、ISOの目的を考える意識改革することから始める必要がある。

経営に直結するISOマネジメントシステムの研修シナリオを作る時、規格解釈、適合性監査テクニック中心では、各人の仕事に役立たない。ISOを道具として、どのように使うかという研修シナリオをつくることである。図の例は、「よいか会社を作ろう」というシナリオの例である。

そして、ワークショップでは、「よい会社とは何か」の合意を確認して、その会社の品質マニュアルの意図に繋がるロールプレーンで監査の体験を積んでいただている。シナリづくりでは、「ISOだけでは会社はよくならない」。そこで、5つの基本要素で研修を組立てている。

社員の仕事への意識変える道具として、短時間内部監査法による有効性監査は効果的である。3〜6ヶ月の運用で「組織力」と「組織風土」改善に影響が表れ、個人と組織の能力の引き出しに効果を上げている例がある。

 


文・末広繁和
更新日:2015-05-27 01:43:03

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