1)
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全社員が社是、基本理念、ビジョンを共有することで、経営層と社員の目的を一致させる。
目的が共有されていないと職場間の対立を起しやすい。組織目標としては、経営層と社員の協
同作業の共通言語となる経常利益がよい。
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2)
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各部門経営目標が各職場の月次目標管理表として具体的に展開する。(3ヶ月ごと見直す)
一人ひとりが組織においてどのような役割を持ち、どのような貢献ができるかを認識した上
で、組織目標、職場目標を達成するための改善行動計画として月次目標管理表にまとめる。
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3)
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改善活動は日常としてPDCAのサークルを回す。その結果は月次単位で評価する。
自分達の改善行動の結果が見えなければ行動ができない、月次単位で経常利益の計画対実績を
全社員に知らせることである。折角、経常利益を目標としながら年1から2回の決算発表では、
計画差異の修正行動が取れない。
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4)
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5Sは経営計画を達成するための改善道具と位置付ける。
5Sの目的があいまいだと、すぐ、挫折する。組織目標(経常利益)を達成するために“決め
たことを守る(個人責任の明確化)”という“しつけ”が大事である。
(1)レイアウト図を作成し、全社員、各個人別に管理区分を割り当てる。(個人責任)
(2)5Sを改善道具として月次目標管理項目に取り込み、月次で経常利益にて評価する。
(3)5Sは顧客からたえず見られている、安心感、信頼感(顧客満足)の道具と認識する。
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