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コンサルの現場から

コラムNo.347

『ポカミスを減らすISO内部監査員研修』


ポカミスが慢性化している板金加工の小規模企業のことである。若手社員の内部監査員を養成したいということで、どのようなシナリオで内部監査員を養成するか打合せをした。ISO是正処置票を確認して見ると、気が付かなかった、思い違いだった、勘違いした、ポカミスだ、確認しなったなど、7〜8割は同じような不良が発生している。

当然のことであるは適合性監査では問題解決しない、有効性監査ができるシナリオを作った。監査手順としては、プロセス思考とプロセスによる問題解決を体得して貰い、ワークショプ形式で課題の共有化、課題に対して監査員としてどうしたいか自分で考える、被監査者の気付きを引き出し、合意をさせようということになった。

企業内訓練なのでケーススタディで練習し、現場で監査の実践を行う。来週、内部監査要員の研修をする。気付きがあると思うので、また報告したい。


文・末広繁和
更新日:2013-02-10 04:55:45

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