ISOを活用した組織を元気にする
シスラボISOネットワーク

シスラボISOネットワークトップイメージ

コンサルの現場から

コラムNo.236

『ファシリテーション型コストダウン研修の例』


コストダウン活動には、特効薬はない。社員一人ひとりの能力を引出しながら、小さな改善を根気よく、積み上げることである。従来型の知識、実習だけの教育方法だけでは社員は動かない。社員の能力を引出すためには、「気付き」を中心としたファシリテーション型研修を提案し実施している。

最近の例として、3時間4回(12時間)のファシリテーション型コストダウンの企業内研修(全社員)の内容を紹介する。考え、発言し、体を使うために17回の演習とワークを組み込み気付きを引出す研修をした。

テーマ:チーム力による「ものづくり」と「目標管理」で利益を稼ぎ出す体質への変換
サブ:「会社と自分の関係」を知り、「利益への貢献」する方法を一人ひとりが体験する

1)5Sの定着と利益を生み出す現場改善のポイント
協働作業、話を聴く、話す、ワークで頭を柔らかくし、利益を増やす3つのポイントとして、「筋の通った経営計画」「継続的改善」を理解する。現場写真を使って5Sのムダ取りをワークで体験する。

2)不良ゼロ、ロスゼロの改善着眼点
会社の利益と自分の給料の関係を利益シミュレーションのワークを通して確認し、改善とは給料を増やすことと位置づける。ポカミスには原因があると認識する。不良をゼロにする4つの基本動作ワークを通して作成する。

3)少人化、付加価値向上の改善着眼点
ムダとは何か、動作、作業、工程のムダを知り、現場写真でムダ取りのワークを行う。固定費の予算管理、単品の付加価値シミュレーションをワークで行い、どこをどのように改善するといくら利益がでるかワークで体験する。

4)職場リーダーとして、人をまとめ、改善を進める方法
リーダーの役割、メンバーの役割をワークで体験し、組織目標から部門目標へと展開する。部門目標達成のための改善テーマを1)〜3)のワークで体験した5S、ロスゼロ、ムダ取り、単品付加価値の組み合わせワークを通して月次目標管理表の作成を行う。

同じ企業に勤めているとはいえ、その人の一面より知らないものである。その壁を取るために、アイスブレイクからスタートする。気持ちが解けたところで、一人よりも助け合いしながら協働作業することが生産性を高くなることをワークで実感する。

会社の利益と自分の関係及び一人ひとり何をどのようにすれば利益に貢献するか、組織と自分の関係を利益シュミュレーションすることで実感する。会社と自分の距離が縮ったところで、5Sのムダ取り、不良ゼロ、助け合いによる少人化を写真や社内データを使いワークで体験する。研修が終わる頃には、一人ひとり顔が変わったように感じるから面白い。


文・末広繁和
更新日:2006-07-31 12:25:31

シスラボISOネットワークバックイメージ
SYSLABISO.com  
(C)2000-2008シスラボISOネットワーク All rights reserved.
コンテンツ内の画像、文章、HTMLなどの転載禁止
著作権で保護されています。
Powered by CINFO.jp
  シスラボ・スエヒロ
syslab-ISO-networkを運営している シスラボ・スエヒロのホームページ。
お問い合わせ・質問などはこちらまで。