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コンサルの現場から

コラムNo.218

『セミナーのツール「周覧認知」』


過日、「利益目標達成の改善手法セミナー」において、12チーム(60名)で、製造現場の2枚の写真を見ながら、改善点(ロスゼロ、少人化、売上バリューアップ)を拾い出すワークショップを行った。

その結果を模造紙にまとめた。各チーム間の状況を共有するため、発表してもらうのが普通であるが、チーム数が多いと、1〜3組の代表発表になってしまう、時間的な関係から全員が共有化できない。

そこで、「周覧認知」という方法で行うと効果的である。ワークショップのまとめをチーム全員で各チームを移動、訪問し、模造紙の内容を確認する。短時間で全チームをまわることができるので共有化し易い。

さらに、その内容の振り返りを行い、模造紙に書いてもらった。ワークショップよりも短時間に内容の濃い話し合いができている。自分のチームのワークと他のチームを比較、自らの行動を振り返りことで、人と人の関係が短時間に強固になった瞬間である。

人は皆、ユニークであることを実感する。改善の切り口、アイデアの数、会議のプロセス、グランドルールなど気付きの多いワークとなった。


文・末広繁和
更新日:2006-04-16 12:18:28

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